11月のお知らせ

2019-11-01

先月の大法要をもって、二祖上人七百年御遠忌記念法要はすべて無事成満となりました。大きな事業を滞りなく修行してまいれたのは、お檀家の皆さまの協力があってこそのものです。心より御礼申し上げます。

◎「今月のお知らせ」のPDF版は→「遊行寺だより(11月)

 

 

◆今月の行事◆

◎写経会【3日(日)13時】

毎月第1日曜日に開催しており、どなたでも気軽に写経の体験ができます。

受付は12時半からです。(御志納1,000円)

手ぶらでご参加いただけ、終了時間は自由です。

詳細はこちらをご覧ください。

 

◎歳末別時念仏会【18日(月)~28日(木)】

極楽往生の心と他力本願の深意を体得するために、当本山僧侶は念仏三昧の修行をします。

ただし、27,28日を除き法要等は非公開です。

 

◎一ッ火(御滅灯)【27日(水)】

開場:午後5時 / 法要説明:午後5時半

法要:午後6時~8時半頃(休憩:午後7時半頃から30分間)

*遊行寺のお檀家様には特別席をご用意いたします。なるべく事前にご連絡ください。

「一ッ火」は一年で最も荘厳な法要です。順に灯火が消えていき、やがて完全な暗闇に包まれた本堂に幽音の念仏が響きます。そして暗黒の世界にただ一つ灯される新たな灯明が、光輝く念仏の世界を本堂内に映しだします。
この法要には「1年間の悪業を懺悔し、来年の善業を志す」 という意味合いもあります。

なお本年の「一ッ火」では、主役である

報土役ほうどやく」は、木本鑑乗きもとかんじょう(御遠忌実行委員会)

後灯役ごとうやく」は、常盤慈人ときわじじん(内近司)が務めます。

 

 ◆今月の催事◆

◎蚤の市(骨董市)【3日(日)】

毎月第1日曜日、8時ごろよりお昼過ぎまで開催(雨天中止)

お問い合わせ:090-4416-2168(石田様)

 

◎ボロ市(骨董市)【17日(日)】

毎月第3日曜日、8時ごろよりお昼過ぎまで開催(雨天中止)

お問い合わせ:090-2660-6935(中島様)

 

◎寺ヨガ【17日(日)】

午前9時~、午前11時~、午後1時~

お問い合わせ・お申込み:090-4365-5034(ナーニャ先生)

ホームページ

 

◎野菜市【6,13,20,27日】

毎週水曜日 午前中(雨天中止)

 

 ◆今月の言葉◆   <一覧>

もっぱら菩提の行を修して

遊戯ゆげの友に交わることなかれ

 

時衆制誡じしゅうせいかい

 

 

~ 一遍上人のおこころ ~

つねに仏陀の智慧・正覚・悟りを修行して、遊びほうけないように。

 

◎覚悟をもって

日本代表の活躍に湧いたラグビーワールドカップですが、ニュージーランド代表の選手たちが試合前に披露する“ハカ”という踊りが話題になっております。

ハカとはニュージーランドの先住民マオリ族に伝わるいくさへ出陣する際に士気を高めるための民族舞踊です。歌詞の冒頭、「カマテ カマテ カオラ カオラ」は「私は死ぬ、私は死ぬ。私は生きる、私は生きる」という意味があり、最後の歌詞、「ア・ウパネ カ・ウパネ フィティ・テ・ラ・ヒ」は「上に向かって進め、さらにもう一歩、太陽は輝いている。立ち上がれ」と訳されます。闘いに負けて死ぬかもしれない、それでも向かっていき、悔いなく挑み続けようという”覚悟”の歌であります。

さて、お釈迦さまが説かれたお話に“黒白ニ鼠こくびゃくにそ”というたとえ話がございます。

ある男が象に追われ、逃げ場所を探していると道の側に空井戸を発見しました。男はその中に入り、くぼみに足をかけ、井戸の中に伸びている木の根に掴まって象が通り過ぎるのを待っていたそうです。しかし、木の根に掴まりながら下を見ると、恐ろしい毒蛇が口を開いて落ちてくるのを待ち構えていました。さらに、周囲を見ると、白いネズミと黒いネズミが交互に出てきて、掴まっている木の根をかじっています。木の根が切られると下へ落ちて毒蛇に噛まれてしまうし、上に出れば象に襲われる。どうしようかと考えていると、枝においしそうな実がなっていることに気づきました。実から汁が垂れているので、口で受けてみると非常に甘く、男は自分の置かれた状況を忘れて、夢中になって甘い汁を舐めていた。というお話です。

加えて、お釈迦さまはおっしゃいました。「なんじらが日々行なっていることは、この話のようなものだ。二匹のネズミは昼と夜のことで、昼と夜が今日、明日、明後日とやってくる間に、命の根は少しずつ噛み切られて先が短くなっている。だから生きている間に覚悟を定めなければならない。だが、人生のつまらない楽しみにとらわれている。それは木の実の甘い汁を舐めているようなもので、その間に命の根が無くなっていくことも知らないのだ。」

私たちは日々の生活が当たり前のように続くと思って、つい怠けてしまいがちです。人の命ははかないもので、いつ終わりが来るかわかりません。それが今日、明日になるのかもしれません。形あるものが壊れるのと同じで、時間は今この瞬間も過ぎていて、無常であります。だからこそ、一日をなんとなく終わらせることなく、やらなければいけないことに全力で取り組んでいくべきです。そうすることで、覚悟や責任をもって挑まなければいけないことに直面した時、力を発揮できることでしょう。

ハカを歌って、闘いに挑むニュージーランド代表や格上相手にも物おじせず覚悟をもって立ち向かって結果を出した日本代表のように、一日一日に後悔を残さず、物事へぶつかっていきたいものです。

合掌

(内近司ないごんす 常盤 慈人ときわ じじん)

 

 ◆遊行寺宝物館◆

特別展真教と時宗

  〔11月10日まで〕

・開館日:毎週月・金・土・日曜日・祝日

・入館料:一般900円、小学生400円、小学生未満無料

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