「同和問題にとりくむ宗教教団連帯会議」への参加

2017-07-10

 時宗では人権意識の高揚を目的として「同和問題にとりくむ宗教教団連帯会議(以下,同宗連)」に参加しています。同宗連とは部落解放同盟によって主導された宗教団体の連帯会議であり、部落解放・反差別連帯を目的に掲げております。その会議に時宗は基本的に年2回出席しており、問題意識を風化させないよう携わっております。
 過去帳やそれに類する帳簿は、宗派として閲覧禁止を掲げており、同宗連と連携して加盟教団と共に「過去帳閲覧禁止」運動を進めています。この運動の目的は部落差別をはじめとした様々な差別による就職や結婚時の身元調査を防ぐためです。
しかしこのような試みを宗派として取り組んでいても各寺院が深いレベルで理解しているとは限りません。過去帳を開示してしまう典型的な事例として、過去帳開示を許した寺院も、放映・掲載を行なったメディアも、その掲載を文化財的に意義あることとして協力していたものが見受けられます。そうした文化への貢献というものが、差別と人権という視点が欠如していたため却って配慮のない行為になってしまったようです。
 そもそも過去帳は仏弟子としての名前を記した法名帳簿ですが、それは社会的に言えば江戸時代の寺壇制度により出生や系譜に関する事項であり、繊細に取り扱うべき情報として守られなければならないものです。
このような考えのもとで時宗では人権への意識を再徹底するために同宗連に参加しております。



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