二祖真教上人七百年御遠忌

2017-01-30


二祖上人七百年御遠忌にそしょうにんななひゃくねんごおんきとは?

御遠忌とは?

各宗派の宗祖の年季を50年、100年とまとまったときに行われる法要を言います。時宗では、一遍上人と共に二祖他阿真教上人の御遠忌法要が伝統的に行われています。他宗派ではあまり類のないことです。時宗における二祖上人の存在の大きさとその御遺徳をいかに讃えているかうかがえます。

二祖真教上人

◆真の後継者

宗祖一遍上人は「遊行」に身命を投げ打たれので、寺院を建立することや、教団を創立する意思はありませんでした。「一代の聖教みな尽きて南無阿弥陀仏になりはてぬ」、「我が化導けどうは一期いちごばかりぞ」いうお言葉からもその姿勢がうかがえます。

しかし、その意思に反して、亡くなった後もそのお姿を慕う人々や教えを相続してほしいという声は絶えませんでした。その声に答え、遊行の法灯を継承し、実質的に教団を築かれたのが、他阿真教上人です。

真教上人の出生は豊後(大分県)とも京都とも伝わっており、一遍上人に出会われる前までの経歴の多くが不明です。
建治3年(1277)41歳の時、九州を遊行していた一遍上人に出会い、教えに感銘をうけ、最初のお弟子となられました。そして「他阿弥陀仏たあみだぶつ(他阿)」の名を授かり、以後12年間遊行を共にされます。(真教上人はこの「他阿弥陀仏」の法号を以後の遊行上人に名乗らせます)

御遠忌の日程

この二祖上人への法要を
平成31年に行います。
この記念法要に際し、平成31年に時宗は4月から10月までの間に多くの皆様に結縁して頂きたくその準備も進めています。

御遠忌記念事業

時宗ではこの御遠忌を契機に記念事業を行っていまして、中でも最も力を入れているのものが「総本山御本尊弥陀如来坐像大修復」です。
江戸時代より東海道を往来する人々の安全を見守り続けてくださっている総本山遊行寺本尊
『玉眼寄木造 阿弥陀如来 坐像』度重なる震災により損傷をうけ、直ちに修復を行わなければならないことが判明いたしました。
つきましては、ご本尊さまを後世に伝えるために、広くご寄付を募っております。
遊行寺寺務所・時宗宗務所にて受付しておりますので、ご協力を宜しくお願い申し上げます。(郵便振替によるご寄付も可能です)

・寄付金金納入方法について

口座にご入金の際は、下記のとおりお願いします。

 ゆうちょ銀行での振替
・口座記号  00210-2
・口座番号(右づめ)  102598
・加入者名  二祖上人七百年御遠忌実行委員会
・通信欄 「御本尊修復寄付金」 とご明記ください

お名前・ご住所・ご連絡先もあわせてお書きください

 

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